【10/27】年間体験プログラム「多重環濠で米づくり」の『稲刈りイベント」が開催されました。
10月27日(日)、年間体験プログラム「多重環濠で米づくり」の『稲刈り体験』がありました🌾
お天気を心配していたのですが、雨が降ることもなく無事稲刈り体験を終了することができました。
文化財保存課の柴田学芸員の説明を真剣に聞いて、9月に作った、石包丁を使って「穂刈り」にもチャレンジ!少しだけ穂刈をした後は、公園スタッフ米づくりのスペシャリスト堀内さんに鎌の使い方を教えてもらって、鎌で稲刈りをしていただきました。
今年度は米づくりエリアが少し狭かったので、あっという間に稲刈り終了😅刈った稲を束にしてトラックに積み込んで・・・という作業も昨年はして頂いたのですが、今年は少し蒸し暑かったようで、その作業は公園スタッフがすることになりました。毎年参加してくださっているメンバーさんからは「束にしてトラックにのせて稲架掛(はさがけ)させてもらったことがあったから、ちょっと物足りなかったかな?」なんて声もありましたが、石包丁や鎌を使っての穂刈や稲刈り体験で、ほんの少しでも「弥生」を感じていただけていたら・・と思います。
稲刈り後束にしていた稲は、本日稲架掛(はさがけ)にしました。
刈ったばかりの籾は水分量が多いため、腐ったり、カビが生える原因にもなるので、はさがけにするのですが、現在ではおそらくほとんどの農家さんが、機械乾燥で稲を乾燥☺ただ、多重環濠で作っているお米は量も少ないですし、毎年2〜3日もあれば十分乾燥できるので、今年も自然乾燥させることに☺!
はさがけ乾燥は、機械乾燥に比べて、
1.ゆっくり乾燥するので割れ粒発生や味の低下が少ない
2.穂の形が残ったままで乾燥するので後熟が進む
3.省エネルギー乾燥である
とういう利点があうそうです。
後熟(こうじゅく)とは、 刈り取ったあとでも、お米の実りが進むことをいうようで、さらに甘く美味しいお米になってくれると期待して、ほどよい水分量になるまで待とうと思います。
今回穫れたお米は、12月14日(土)に、年間体験プログラム最後の「火おこし・炊飯イベント」を開催いたします。年間体験プログラム参加者・稲刈り参加者の皆様は、忘れずお越しください(14日が雨の場合は15日(日))
※火おこし・赤米炊飯になりますので、参加費¥300-(1人)が必要になります。
最新のイベント記事
2024.11.03
年間体験プログラム「多重環濠で米づくり」最後の体験「火おこし・炊飯」!!2024.10.14
【11/16・17】フリーマーケットを開催いたします!(道の駅 感謝祭同時開催!!)2024.10.13
【11/10】秋の『園芸市』を開催いたします。月別アーカイブ
Copyright © 唐古・鍵遺跡史跡公園 all rights reserved.
PAGE TOP